- 葉渭渠《日本文學思潮史》筆記和考研真題詳解
- 圣才電子書
- 2618字
- 2021-05-21 22:18:36
8.2 考研真題與典型題詳解
一、穴埋め
1.次の文章を読んで、文中の( )に適當な言葉を入れよ。(北京科技大學2012研)
俳諧は室町時代末から連歌の一部として詠まれたが、余與的要素が強く獨立した文蕓とはみなされなかった。それが山崎宗鑑や荒木田守武らの業(yè)績によってしだいに獨立した文蕓として力をたくわえ、江戸時代に入ると新與階級の人々に受け入れられるようになった。この普及に力を注いだのが松永貞徳である。この一派は貞門派と呼ばれ格式を重んじた。しかしその風はやがて自由を失い次第に飽きられるようになった。
それに対して西山宗因は自由奔放な風を主張し広く町人に受け入れられた。この一派を談林派という。しかし談林派の奔放さは新與町人の生活感情を生き生きと表現(xiàn)したが、その奔放さが逆に自らの道を閉ざす結(jié)果になった。
元祿期に入ると( )が登場する。( )は伊賀上野の下級武士の出で、始め主君藤堂良忠が北村季吟の門人だったことから彼も貞門派の俳諧を?qū)Wぶが、主君の死後25歳に江戸に下り談林派の俳諧の影響を受け、やがて「まことのほかに俳諧なしとし」とし自然との一體化の境地を求め、( )を確立する。
【答案】松尾芭蕉、蕉風
【解析】江戶時期,松尾芭蕉對俳諧進行了革新,確立了“蕉風”。
2.( )は芭蕉俳諧の根本理念とも考えられ、中世文學以來の伝統(tǒng)の上に確立されたものである。
【答案】さび
【解析】“寂”是芭蕉俳諧的根本理念,是基于中世文學以來的傳統(tǒng)而確立的。
3.元祿期の和歌革新の中で、戸田茂睡?契沖などの後を受けて、萬葉復興を理想とし、「ますらをぶり」の歌を唱えたのが( )である。彼の門からは、( )が出て萬葉調(diào)の歌を作った。
【答案】賀茂真淵、田安宗武
【解析】元祿時期的和歌革新中,賀茂真淵主張和歌的萬葉主義,其門下的還有田安宗武。
4.真淵の萬葉調(diào)に反対して『古今集』を重んじ、「しらべ」の説を説いた歌人として( )がいる。歌集に「桂園一枝」があり、彼の流派(「 」)と稱する。
【答案】香川景樹、桂園派
【解析】香川景樹反對萬葉主義歌論,主張重視《古今集》的古今主義歌論,創(chuàng)建了“桂園派”
5.俳句とは、( )の三句からなる、日本獨自の定型詩の事を指し、(「 」)と呼ばれる季節(jié)を表す言葉を含まなければならないというルールがある。(「 」)という言葉が略されて、「俳句」と呼ばれるようになった。( )に確立し、「奧の細道」の作者で有名な( )など活躍し、広く庶民にもその文化が流行した。(北京郵電大學2010研)
【答案】五七五、季語、俳諧の発句、江戸時代、松尾芭蕉
【解析】這道題考查的是江戶文學中關于俳句的知識。俳句是由音節(jié)分別為五、七、五的三個固定句子組成,并包含季語的日本獨有的短詩歌文學形式。俳句是“俳諧發(fā)句”的略稱,江戶時代確立起來,并且由于《奧州小路》的作者松尾芭蕉等人的活躍,俳句文化也在庶民階層中普及開來。
二、次の答えから正しいものを選び、記號で答えなさい。
1.下記の名前から、江戸時代の俳人の名前を選びなさい。( )(南開大學2011研)
A.松尾芭蕉
B.頼山陽
C.與謝蕪村
D.契沖
【答案】A、C
【解析】松尾芭蕉和與謝蕪村是江戶時期的著名俳人
2.( )は「まことのほかに俳諧なし」と主張して、禪の精神に學ぼうとする獨自の方向を示した。
A.上島鬼貫
B.池西言水
C.松尾芭蕉
D.山口素堂
【答案】A
【解析】上島鬼貫主張“誠之外無俳諧”,這源于禪的“無”或曰虛無思想。
3.芭蕉の弟子に屬さない人。
A.向井去來
B.榎本其角
C.服部土芳
D.松永貞徳
【答案】D
【解析】芭蕉俳論的展開,是通過其弟子服部土芳、向井去來、榎本其角、森川許六等人著書論述傳承下來的。
三、下記の日本文學用語を説明せよ。
1.去來抄
【答案】向井去來が著した俳論書である。芭蕉と門人たちの句評?俳論本質(zhì)論?俳諧作法などを記す。芭蕉俳論を知る重要な資料である。
【解析】《去來抄》是向井去來寫的俳論書。記錄了芭蕉和門生關于句評、俳諧論本質(zhì)、俳諧作法等的言論。是了解芭蕉俳諧理論的重要資料。
2.不易流行
【答案】芭蕉俳諧において、俳諧の理念を表す語。「不易」とは時代を超越して変化しないものを指し、「流行」とはその時代の人々の好みにしたがって変化していくものをさす。この二つは、ともに風雅の誠から出るものであるから、根元においては一つに返すべきものであるとする。
【解析】“不易流行”是芭蕉俳論的文學思想之一。“不易”指的是不隨時代變化而變化的部分,“流行”指的是隨著時代而變化的部分。兩者都是從“風雅之誠”轉(zhuǎn)化而來的,本質(zhì)上可以視為一體。
四、次の問題を簡単に答えなさい。
1.賀茂真淵が「まこと」という古道にどのような貢獻があるのか。
【答案】賀茂真淵は荷田春満を師とし、『萬葉集』などの古典研究を通じて古代日本人の精神を研究し、和歌における古風の尊重、萬葉主義を主張して和歌の革新に貢獻した。また、人為的な君臣の関係を重視する朱子學の道徳を否定し、日本の古典にみられ、古代日本人の精神性の純粋な表れとされる、作為のない自然の心情?態(tài)度こそ人間本來のあるべき姿であるとして、古道説を確立した
【解析】賀茂真淵傳承了荷田春滿的古學的“真實”思想,主張和歌與古道結(jié)合,以“真實”文學思想為基礎,提出了“真言論”。
2.松尾芭蕉の俳論の中の「まこと」について簡単に述べなさい。
【答案】「かるみ」にあるように「俗」を取り込みつつ、芭蕉は「俗談平話」すなわちあくまで日常的な言葉を使いながらも、それを文蕓性に富む詩語化を施して、俳諧を高みに導こうとしていた。これを成すために重視した純粋な詩精神を「風雅の誠」と呼んだ。これは、宋學の世界観が言う萬物の根源「誠」が意識されており、風雅の本質(zhì)を摑むことで自ずと俳諧が詠め、そこに作意を凝らす必要が無くなると説く。この本質(zhì)は固定的ではなく、おくのほそ道で得た「不易流行」の通り不易=「誠によく立ちたる姿」と流行=「誠の変化を知(る)」という2つの概念があり、これらを統(tǒng)括した観念を「誠」と定めている。
【解析】芭蕉強調(diào)用日常語言來表現(xiàn)藝術,掌握芭蕉的俳論,一要抓住“風雅之誠”,這是芭蕉俳論的開眼,主張“誠”即“真實”。二要抓住“不易流行”,即不易難以立根基,不知流行難以立新風。適當展開即可。
五、文學の固有名詞に振り仮名を付けなさい。
1.松尾芭蕉(國際關系學院2011研)
【答案】まつおばしょう
2.香川景樹
【答案】かがわかげき
3.富士谷御杖
【答案】ふじたにみつえ